2019/06/01
マンション ピアノ防音工事
こんにちは!
防音・音響工事 全国対応のリブテックです。
今回は、大手メーカーのオーダー仕様で防音工事を行ったのに階下の方からクレームが入ってしまい、
弊社で再度 工事を行った案件をご紹介します。
「防音工事を行ったのに満足した演奏ができない。。。」
このようなご相談が異常に増えています。
失敗してからでは遅い!これ以上 不幸な人が増えないように防波堤として
防音工事講座では失敗から学ぶ 失敗しない防音工事を発信していきます。
300万円をドブに捨てる・・・メーカーは「そんなものです」の一言
こちらのお客様は、音楽メーカーのオーダー仕様の防音室を300万円でマンションに作られました。
ピアノを演奏していたところ、階下の方から苦情が来てしまいました。教室もされてみえたのですが数か月レッスンができず、
メーカーに相談しても「そんなものです」と対応してもらえず・・・
階下の方が引っ越されたことも後々知り、大変心苦しい思いをされたそうです。
次に引っ越して来る方にご迷惑を掛けないためにも、ご自身が心置きなくピアノを演奏出来るためにも、
再度、防音工事をする決断をされました。
(上記 写真は工事前のお部屋です。)
防音室を解体し、遮音・音響ともに安心の防音室へ弊社が改修
防音工事をしたお部屋の中に弊社が工事をすると、さらに狭いお部屋になるため、まずは解体作業から始まりました。
大手メーカーの箱型防音室とは違い、少し頑丈につくられていたので解体には苦労しました。
音を止めるという原点から違う工法だったことを覚えています。
音に関しては専門家ではあるかもしれませんが、防音や建築専門ではないといえます。
遮音性能も安心!お部屋も 気持ちも 明るさを取り戻す
元のお部屋に戻した後、弊社の防音工事を行いました。
以前の防音室は窓も小さく暗い印象でしたが、ベランダに面する掃き出し窓もそのまま生かし、明るい空間になりました。
リビングにいてもピアノの音が聞こえず、以前の防音室との遮音性能の違いも感じて頂けました。
隣戸から苦情が来ることもなく、音楽ライフを満喫されています。
大手メーカーの「絶対に後悔はない!」には要注意!!
こちらのお客様もそうですが、全ての費用を支払った後では残念ですが泣き寝入りです。
費用を支払う前に、使用できない 使用しない という意思表示が必要です。
結果、こちらのお客様は弊社でつくり直し、6畳のお部屋に合計600万円かけられました。
大手メーカーの営業さんは「絶対に後悔はないです。」と言いますが、弊社には多く後悔のご相談がきているのが現状です。
調査に伺って分かったことはパネル工法のパネルが3年もすると内側と外側の温度差によってそってくるようです。
そうしてできた隙間から1kHz、2kHz ちょうどピアノのメロディーを奏でる音域から音漏れが出始めます。
特にマンションではハイリスクであると考えます。(K.M)
防音工事はデリケートな工事です。失敗を繰り返さない為にも、お客様をはじめ施工する業者も気をつけて下さい。
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